探偵の道具
探偵といえば一般人が持っていないような秘密道具を使っている印象が。
探偵は特別な道具を使って調査をすると思われていますが、実際には誰でも
持っている道具や、誰でも購入することができるような道具を使って活動しています。
探偵物の小説や映画ではかっこいい秘密のアイテムを使っていて、そのイメージ
が強いのですが、それはフィクションの世界だけです。
探偵事務所で使われているのは、普通の文房具やファイル、電話やFAXで、
一般的な事務所とさほど変わりません。
違うところはテープレコーダー、ICレコーダーなどがある位です。
探偵が事務所でレコーダーを使うのは依頼者との会話を録音するためで、
場合によっては自分の声を吹き込んでメモ代わりに使うこともあります。探偵に限らず、普通の会社でもこのような使い方をすることもあるでしょう。
外出時に使うなら小型のレコーダー、あるいは録音機能付きの携帯電話
も使われます。
調査中に相手との会話をこっそり録音する際も調査内容を明確に記録できるよう、
上着の内ポケットに小型レコーダーを隠して録音します。
記録手段としては他にもデジカメやビデオカメラが使われます。
浮気現場や現場証拠、ターゲットの決定的瞬間を記録するのに必須アイテムです。
状況によっては電器屋で売っているような普通のデジカメを使うこともありますが、
こっそり撮影できる極小のカメラも持ち歩きます。
ビデオカメラも状況によって使い分け、小型のピンホールカメラを使ったり、
夜間でも撮影可能な暗視スコープを使う事もあります。
ちょっとした撮影なら携帯電話やスマートフォンのカメラ機能で充分なこともありますが、
危険な状況での撮影、ばれてはいけない状況での撮影では、携帯電話やスマートフォンよりも、隠し持っての撮影が
可能な、小型カメラが適しています。
そうしたカメラも最近では通販で簡単に購入することができます。